12月4日(月)~5日(火)、参加者はミラノ工科大学において被爆の実相やG7広島サミット、現代の核兵器問題についてのパネル展、及び被爆の実相についてのVRコンテンツの体験を実施しました。
参加者はドイツで実施されたフンボルト大学でのパネル展示会と同様に現地の学生や来場者に積極的に声をかけ、展示内容についての説明をしました。今回のパネル展には、ドイツで実施したイベントの来場者数を大きく上回る約1000名の方にご来場をいただき、また在ミラノ日本総領事館より、小林総領事にもご来場をいただきました。イベントを通じて、参加者は多くの若い世代に対し、原爆の恐ろしさや核兵器廃絶の必要性について発信することができました。
12月5日(火)のパネル展実施後、参加者はミラノ工科大学の学生との対話イベントに臨みました。イベントでは、ミラノ工科大学のAuricchio先生より「 Design Against War 」というタイトルのもと、当大学が、ロシアのウクライナ侵攻を契機に始めた平和の取組についての説明を受けました。
発表後のディスカッションでは、日本の憲法改正やそれぞれの国の内政について参加者同士で意見交換や質疑応答が実施されました。