令和４（2022）年２月24日（日本時間）にロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始したのに伴い、広島県知事がコメントを発出しました。

　

知事コメント

 

 

　今回のロシアによるウクライナへの軍事侵攻は，「力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序の根幹を揺るがすもの」であるとして，日本政府が，ロシアを厳しく非難しており，「国際平和拠点ひろしま構想」を掲げ，核兵器のない平和な世界の実現を目指している本県としても，強く非難するものであります。

　特に，一連の動きの中で，ロシア大統領が，自国が核兵器国であることにたびたび言及していることは，被爆地広島の知事として，到底，容認することはできません。

　いかなることがあっても，核兵器が使用されることはあってはなりません。

　県としては，今回のロシアの侵攻に対して，国際社会が連携して，迅速かつ的確に対応していただき，ロシアは，その声に応えて，ただちに，ウクライナへの軍事侵攻を中止し，事態の平和的解決を図るよう強く要望します。

 

 

 

　令和４年２月25日

　広島県知事　湯﨑　英彦