日本原水爆被害者団体協議会が、ノーベル平和賞を受賞されたことに対し、心からお祝い申し上げる。

被爆者は、永年にわたり、様々な証言や文書により、被爆の実態を発信し、核兵器廃絶を訴え続けてきた。

核兵器使用の悲惨さを理解することが核兵器廃絶に向けての第一歩であるところ、廃絶に向けての被爆者のたゆまぬ努力・動き・運動のすべてが核兵器廃絶に向けた力の源泉となっている。その貢献は非常に大きなものがある。

このような被爆者の不屈の努力に光をあて、評価がなされたことに感謝するとともに、平和を訴え続ける被爆者の皆様のご努力・ご功績に対して、改めて心より敬意を表する。

核兵器廃絶への道のりはまだまだ長いかもしれないが、この平和賞受賞を契機として、世界中の人々が改めて核兵器廃絶に取り組む決意をもって行動していくことを期待する。

本県としても、核兵器のない国際社会の実現に向けた取組の進展に貢献できるよう、引き続き取り組んでまいりたい。