4月28日(金)写真家の藤原隆雄氏が写真集「被爆樹木 広島~生きる」を贈呈するため湯﨑知事を表敬訪問しました。
藤原氏は、被爆に耐え、その後78年間生き続けている被爆樹木の姿と、その生命力を写真で後世に残すため写真集「被爆樹木 広島~生きる」を制作し、自費で出版しました。写真集には比治山公園のクスノキや、平和記念公園のアオギリなど約120枚を掲載しています。
また、G7広島サミットの開催を機に、被爆樹木について、海外の方にも知っていただくため、写真集はG7、G20の参加国の駐日大使館に送付されています。
藤原氏は、「写真展などを開催する際に、国内外問わず被爆樹木を知らない人が多くいることを実感する。写真集を通じて被爆樹木について知っていただき、ぜひ現地に見に行って被爆樹木の生命力を感じてほしい」などと述べられました。
湯﨑知事は、「被爆者の数が少なくなっている中、この写真集が、後世の方々に戦争の恐ろしさや平和の大切さを伝えるきっかけになってほしい」と写真集を拝覧しながら述べました。
皆様も写真集を手に取り、被爆樹木について知り、命の大切さや平和の重要性を実感してみませんか。
写真集概要
定 価:6,000円
仕 様:A4サイズ・カラー・160ページ
発行元:タカオ株式会社(スタジオタカオ)
〒734₋0004 広島市南区宇品神田町5丁目20₋15
H P: http://st-takao.com/index.html