75th Anniversary Memorial from Hiroshima to the World「被爆75年 ひろしまから世界へ 復興と平和へのメッセージ」
広島県の取組を広く発信し,核兵器廃絶に対する賛同者を増やすため,(公財)大阪国際平和センターと共同し,同センターが運営する「ピースおおさか」で被爆75周年パネル展を開催します。
大阪城公園内にある「ピースおおさか」で,被爆75年パネル展を開催中です。
原子爆弾で破壊された広島がたどった復興の歩み,核兵器を巡る世界の動向,オバマ前米国大統領とローマ教皇が被爆地広島から発した平和メッセージをパネル展示しています。
また,被爆75年のメッセージとしてオバマ前大統領とローマ教皇から広島に寄せられた,直筆サイン入りの手紙も現物展示しています。
この展示を通じ、核兵器の現状を認識し、平和な世界の実現に向けて考える機会としてください。
展示内容の紹介
「戦後広島の復興の歩み」
1945(昭和20)年8月6日、人類史上最初の核兵器である原子爆弾が広島に投下され、強烈な熱線と爆風により街は一瞬にして壊滅しました。このコーナーでは、原子爆弾で破壊された広島の復興のプロセスを社会の各分野(都市計画,産業経済,保健・医療など)にわたって調査・研究し、報告書として取りまとめたものを紹介します。まず近代史における広島の歩みを概観し、次いで戦争の時代と原子爆弾の投下、そして廃墟からの再出発、復興に至る軌跡をたどります。
「核兵器のない世界へ向けて」
2011(平成23)年、人類史上初の原子爆弾による破壊から復興した地として、広島が果たすべき役割を「国際平和拠点ひろしま構想」としてまとめました。この構想を具体化するための取り組みの一つとして2013(平成25)年から、核軍縮に向けた各国の取組状況を分析・評価する「ひろしまレポート」を毎年作成、国内外に発信し、国際社会における核兵器廃絶のプロセスを着実に進めていくことを目指しています。このコーナーでは、「ひろしまレポート」の内容をもとに、核兵器を巡る全体動向についてよりわかりやすく解説した「小冊子 核兵器のない世界へ向けて」を紹介します。
「平和へのメッセージ」
2016 (平成28)年5月27日に、バラク・オバマ前アメリカ合衆国大統領が、現職の大統領として史上初めて、広島を訪問しました。また、2019(令和元)年11月24日には、ローマ教皇フランシスコが38年ぶりに広島を訪問しました。彼らは、原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)に献花、黙祷を捧げた後、平和に向けたメッセージを発信しました。このコーナーでは、2人の広島訪問の様子、そして平和へのメッセージを紹介します。
展示期間等概要は,こちらからご覧ください。
展示概要を見るこのページに関連する情報
この記事に関連付けられているタグ