ジュリー・ホワイト氏(1997年ノーベル平和賞受賞者)からのメッセージ
ジュリー・ホワイト(アショカ上級フェロー,バージニア大学教授,1997年ノーベル平和賞受賞者)
トラウマはその前後で人生が二度と同じにはならない瞬間を言います。私にとって,それは1984年4月12日に,地震を踏んだときになります。米国の多くの人にとって,それは2001年9月11日でしょう。
象徴的な日にちは,警告のサインでもあります。
1945年8月6日の広島,この象徴的な日にちは,全人類にとっての歴史的な苦しみを決して忘れないために,非人道性を訴える日です。この日は,恐怖のターニングポイントであると同時に,最終的には希望と復興のターニングポイントでもあります。この日に耳を傾け,記憶する必要があります。非人道性とあらゆる形態の大量破壊に立ち向かい、今世紀に核ホロコーストが起きる見込みを絶やすため,次世代を指導する必要があります。今日,広島は復興の証となっています。私たち一人ひとりがより良い世界を共に再生し,再構築するための力を尊重しましょう。
被爆75周年特設ページ
2020年,原子爆弾が投下されて75年を迎えました。 核兵器はもう過去の出来事でしょうか? 地球上には未だに1万3千発を超える核兵器が存在します。 被爆から75年を迎える今だからこそ, 一緒に平和について考えてみませんか。
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