セッション2 概要
テーマ: 世界経済の不安定化の中でイノベーションによる経済成長と雇用を確保するための人材育成について
- Covid19パンデミックは恵まれない人々の生計を直撃し、貧富の差と社会の分断が深まることになった。またまたロシアのウクライナ侵攻などに起因する異常な物価高が進み、世界経済の不安定化の懸念が高まっている。
- いわゆる「コロナ・ウクライナ世代」が失われた世代にならず、政府の目指す「分厚い中間層の構築」による経済社会の安定が実現するために、企業にはどのような人材育成と採用の努力が求められるだろうか。
- また、既存の雇用を守るだけでなく、積極的な経済成長に転じるために、企業にはどのような人材育成政策や雇用政策が求められるだろうか。Society5.0やカーボンニュートラルなど、社会課題解決型の新しいイノベーション領域が広がっていくことが期待され、働き方改革や新産業への雇用の移転が求められる中、賃上げや学びなおし、リスキリングなどについて何が今、求められるか。「人への投資」は今年度の政府の「骨太の方針」重点4分野の一つでもある。企業の努力や官民連携のあり方について議論したい。