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国際平和拠点ひろしま

Hiroshima Report 20182.フランス ■核兵器国

評点/最高評点(評点率)

核軍縮

23/101(22.8%)

自国の核弾頭数の上限を300発とし、核戦力の削減、並びに軍事目的に必要ないと判断した核分裂性物質の民生用への転換や保障措置の適用も進めている。核軍縮関連の国連総会決議には軒並み反対し、とりわけ核兵器の非人道性や法的禁止に関する問題では、厳しい態度が目立った。TPNWの交渉会議には参加せず、条約にも署名していない。核ドクトリンに大きな変更はなく、核兵器の役割の低減は必ずしも進んでいない。CTBT検証システム発展や発効促進に積極的に取り組んでいる。

核不拡散

40/47(85.1%)

補完的なアクセスに関する規定を含むIAEA追加議定書を締結している。民生用核物質が存在するすべての施設(濃縮・再処理施設などを含む)が欧州原子力共同体(EURATOM)により査察されてきた。IAEA保障措置制度への貢献や輸出管理制度の整備状況など、核不拡散に積極的に取り組んでいる。

核セキュリティ

26/41(63.4%)

関連条約をすべて批准しており、不法移転の防止や核鑑識協力などに関与している。法令整備や輸送の安全、核物質防護体制の強化など、INFCIRC/225/Rev.5の勧告措置の導入を継続的に実施している。


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