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国際平和拠点ひろしま

18.イラン ■非核兵器国

核軍縮 評点 12.5 最高評点 42 評点率 29.8%
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 0
核軍縮関連の国連総会決議に軒並み賛成票を投じ、核兵器の非人道性及び法的禁止への賛同を示した。他方で、CTBTを依然として批准していないなど、必ずしも核軍縮の推進に積極的だとは言えない。FMCT交渉の即時開始を求める国連総会決議に棄権した。TPNWには署名していない。
核不拡散 評点 27 最高評点 61 評点率 44.3%
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 -5
JCPOA再建に向けた関係国による間接交渉が断続的に開催されたが、2021年中には合意には至らなかった。米国によるJCPOA離脱及び制裁強化への対抗措置として、濃縮ウラン保有量及び濃縮度、稼働する遠心分離機の数・性能など合意の一部履行停止の領域を拡大しており、HEU(濃縮度20%及び60%)や金属ウランも生産した。また、IAEA保障措置協定追加議定書の暫定適用をはじめとするJCPOA上の検証・監視措置も停止した。過去の秘密裏の核開発計画に関連すると疑われる4つの場所について、IAEAへの申告の正確性・完全性に関する問題が未解決である。北朝鮮とのミサイル開発協力が継続していると指摘されている。
核セキュリティ 評点 13 最高評点 41 評点率 31.7%
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 +1
放射性廃棄物等安全条約批准のための国内手続きを完了したが、核セキュリティ関連条約の加入状況については改善の余地がある。放射線源のセキュリティ及び不法移転防止に関する規則の更新に取り組んでいる。国内及び地域向けのIAEAのワークショップを開催するなど、核セキュリティへの積極的な姿勢も見られる。
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