核軍縮 |
評点 -9 |
最高評点 98 |
評点率 -9.2% |
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 -1 |
戦略・非戦略核戦力を一層拡充するとの方針を改めて言明し、SRBMや極超音速ミサイルなどの発射実験を繰り返した。核爆発実験及び長距離ミサイル発射実験を2018年以降は実施していないが、開発や性能向上にかかる活動は継続していると見られる。核兵器を懲罰的抑止力としてだけではなく、戦争遂行能力としても活用する意図を示唆した。兵器用核分裂性物質の生産を継続していると見られ、FMCT交渉の即時開始を求める国連総会決議に棄権した。TPNWやCTBTには署名していない。CTBTの早期発効を求める国連総会決議に反対した。 |
核不拡散 |
評点 0 |
最高評点 61 |
評点率 0.0% |
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 0 |
2021年も、北朝鮮非核化に向けた動きは見られず、北朝鮮は核戦力を放棄する意思がないことを明言した。2003年に脱退を表明したNPTをはじめとして、核不拡散に関する国際的な条約、義務あるいは規範をほとんど受け入れていない。国連安保理決議に反する核・ミサイル開発を継続し、瀬取りやサイバー活動などによる核関連品目などの違法調達や不法取引を継続しているイランとのミサイル開発協力が継続していると指摘されている。 |
核セキュリティ |
評点 -2 |
最高評点 41 |
評点率 -4.9% |
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 0 |
依然として核セキュリティに関連する条約を全く批准していない。核セキュリティの取組に関する情報発信がない状況が続いており、その進展も依然として不明である。 |