核軍縮 |
評点 1 |
最高評点 98 |
評点率 1.0% |
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 0 |
核兵器保有数は150発程度へと漸増していると見られる。ICBM及びSLBMをはじめとする各種の核運搬手段の開発を積極的に継続している。核軍縮関連の国連総会決議には比較的前向きな投票行動を示した。TPNWには署名していない。核実験モラトリアムを宣言しているが、CTBT未署名で、早期発効を求める国連総会決議に棄権した。核兵器の先行不使用政策を宣言するものの、生物・化学攻撃に対する核報復の可能性には留保を付している。 |
核不拡散 |
評点 15 |
最高評点 43 |
評点率 34.9% |
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 0 |
IAEA追加議定書を締結しているが、補完的なアクセスに関する規定はない。NSGでインドのメンバー国化が議論されてきたが、結論には至っていない。ウラン輸入を除いてNPT締約国との原子力協力は必ずしも進んでいない。民間研究機関から、核関連技術の調達ネットワークが予想以上に大きなものだとの調査報告が公表された。 |
核セキュリティ |
評点 21 |
最高評点 41 |
評点率 51.2% |
『ひろしまレポート2021年版』からの評点変化 -2 |
放射性廃棄物等安全条約以外、すべての関連条約を批准している。HEU使用の最小限化に取り組んでいる。中心的拠点(COE)での活動を通じてキャパシティ・ビルディングにも貢献している。他方で、2020年に続いて2021 年も不法移転の防止に関する新たなコミットメントはなかった。 |