Hiroshima Report 202434.北朝鮮 ■その他
核軍縮 |
評点 -12 |
最高評点 106 |
評点率 -11.3% |
『ひろしまレポート2023年版』からの評定変化 -6 |
ICBMをはじめとする各種ミサイルの発射実験・訓練を繰り返した。核弾頭数の増加も続いていると見られる。核兵器の役割として戦争を抑止すること、並びに戦争の主導権を握ることを挙げ、核兵器の先行使用の可能性を明示するとともに、戦略的・戦術的両面から核戦力の強化を進めている。日本提案の核廃絶に関する国連総会決議に反対した。兵器用核分裂性物質の生産を継続していると見られ、FMCTに関する国連総会決議に棄権した。TPNWやCTBTには署名していない。CTBTの早期発効を求める国連総会決議に反対した。核爆発実験モラトリアムも撤回している。 |
核不拡散 |
評点 0 |
最高評点 61 |
評点率 0.0% |
『ひろしまレポート2023年版』からの評定変化 0 |
核戦力を放棄する意思がないことを繰り返し明言し、北朝鮮の非核化に向けた協議にも応じていない。2003年に脱退を表明したNPTをはじめとして、核不拡散に関する国際的な条約、義務あるいは規範を受け入れていない。国連安保理決議に反する核・ミサイル開発を継続し、瀬取りやサイバー活動などによる核関連品目などの違法調達や不法取引も継続している。戦略関係を深めるロシアから軍事技術やロケット技術などの提供を受ける可能性が懸念されている。 |
核セキュリティ |
評点 -1 |
最高評点 38 |
評点率-2.6% |
『ひろしまレポート2023年版』からの評定変化 0 |
依然として核セキュリティに関連する条約を全く批准していない。核セキュリティの取組に関する情報発信がない状況が続いており、その進展も依然として不明である。 |