SDGsに取り組む・推進したい広島県内の企業・団体・自治体・個人・学生を対象として,令和5(2023)年12月1日(金)に「SDGsフォーラムin東広島 ~多様な参加者同士で考える、SDGs達成に向けた次の一歩と連携~」を開催しました。
開催概要
【日時】令和5年12月1日(金)14:00-16:30
【会場】東広島イノベーションラボ ミライノ+(東広島市西条岡町10-10)
【主催】へいわ創造機構ひろしま(HOPe)、広島県、環境省 中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)、中国地方ESD活動支援センター
【協力】東広島市
【参加者数】18名
プログラム |
【セッション1】講演 東広島市のSDGs施策等の取組紹介 |
【セッション2】事例発表 県内外から4名のパネリストをお招きしての取組事例発表
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【セッション3】参加型パネルディスカッション SDGsの推進に向けたテーマについて、パネリストと参加者による意見交流 |
【セッション1】講演
今年で3回目の開催となるSDGsフォーラムですが、今回初めて、広島県内でSDGs未来都市に選定されている東広島市での開催となりました。(過去2回は広島市での開催。)
開催にあたっては東広島市にもご協力いただき、セッション1では東広島市総務部政策推進監の山根マネージャーから、東広島市におけるSDGsの取組状況や課題等についての講演がありました。
【セッション2】事例発表
セッション2では、SDGsに精力的に取り組む様々な主体として、県内外から4名のパネリストをお招きし、それぞれの取組について発表していただきました。
- JICA中国
東広島市に拠点を置くJICA中国。市との連携をはじめ、教育分野や企業・団体との連携について話されました。参加者に向けて「JICAを活用して!」とのメッセージもありました。
- ㈱トロムソ
「もみ殻固形燃料製造装置」の製造・販売を行うトロムソ(尾道市)。アフリカでの事業活動やそこでの気付きについて話されました。同社が開発したもみ殻固形燃料「モミガライト」も持参し、参加者たちが実際にそれに触れる場面もありました。
- (一社)ローカルSDGsネットワーク
静岡に拠点を置くローカルSDGsネットワーク。国・世界レベルの大規模な目標であるSDGsを、日本・県・市民レベルに落とし込み、様々な活動を行っています。発表では「静岡のローカル指標づくりプロジェクト」について紹介がありました。
- JYPS
日本の若者の声を集約し、政策としてその声を日本政府・国連機関・市民社会に届けていくための若者組織。SDGs達成に向けた若者の”意味ある”参画を目指して活動しており、発表の中では毎年JYPSが主催するSDGs Youth Summitについても触れられました。
【セッション3】参加型パネルディスカッション
セッション3では、セッション2での事例発表を受けて、参加者同士で気付きや感想をシェアしたり、パネリストに対して質問をしたりしました。
「SDGsに取り組む際、周りの人をどうやって巻き込んでいけばよいか?」という参加者の質問に対しては、パネリストから「色々な場所で情報発信をして知ってもらうことで繋がりができる」「巻き込みたい人たちの輪の中に自分が入っていく」といったアドバイスがありました。
また、今後取組を進める上で意識したいこととして、参加者からは「パートナー・協調」「face to face(直接会って、対面して)」といったキーワードが出されました。
「ビジネスにおいて、本業がSDGsの17の目標のいずれかに合致するのは当たり前。自分たちだけでは達成困難な目標に、強力なパートナーを見つけて一緒に挑戦してこそ、真に”SDGsに取り組む”と言える。」というあるパネリストの言葉が印象的でした。
お知らせ
へいわ創造機構ひろしまでは、SDGsや平和の取り組みを行う企業、経済団体、NGO・NPO、任意団体、大学サークルなどが参画する「へいわ創造プラットフォームひろしま」を運営しており、会員によるSDGs・平和の取組紹介やイベントの情報発信を行っています。ぜひご登録ください。↓