12月1日(金)~2日(土)の2日間、参加者はフンボルト大学で、G7広島サミットや被爆の実相などについてのパネル展や、被爆体験VRの展示を実施しました。
参加者は、現地の方々に展示された資料について英語で説明をしました。展示場には、2日間で約300人の方にご来場をいただき、幅広い世代の方々にG7広島サミットの成果や、被爆の実相、広島県の平和の取組について発信をすることができました。
1日(金)にフンボルト大学を訪れた後、参加者は、森鴎外記念館で現地の学生との交流イベントに臨みました。
イベントでは、山島雫さんと望月帆奈さんがそれぞれ実施している平和の取組について発表しました。山島さんは、広島への観光客などを対象に平和に関連する史跡などを巡るツアーの運営に携わった経験や感想について、望月さんは平和活動を有意義に行えるように自身が取り組んでいる研究や平和教育の重要性などについて発表しました。
発表後のディスカッションでは、戦争を経験した人の数が少なくなる中で、若い世代が国際平和の実現のためにできることや、自国の戦争被害だけではなく、加害についても目を向けることの意義などについて、活発な意見交換が行われました。