フィジーからのお便りvol2:JICA海外協力隊 2023 1次隊 古谷 優衣
フィジーからのお便り2回目の記事は、派遣先のフィジーについての詳細や現地での古谷隊員の私生活などについて紹介していただきました。
※隊員から収受した記事をそのまま掲載
今回は、フィジーの首都であり私の今住んでいる、Suvaについて紹介したいと思います。加えて最近の私の活動外での時間の生活についても一部お伝えしますね。
これを読んで、フィジーをより具体的に感じていただけると嬉しいです。
Suvaとはどんなところ?
ずばり、首都です!!
Suvaはフィジーで一番大きい島であるバヌアレブ島の南東部にあります。Suvaは経済の中心であり、主要な港湾都市ともなっています。港近くではいつでも大きな船やコンテナを見ることができます。
人口と面積
9万人以上に及び、日本人以外にも仕事などで様々な国の人が住んでいるので色々な国籍の方と会える機会も多いです。(東京と同じような感じですかね?)
面積は1436平方km(日本で一番小さい香川県の面積は1876平方km)
気候
熱帯雨林気候で年中高温多湿、降水量も比較的多いです。平均気温は25~30℃です。
地価
セキュリティーの整った場所に住もうと思うと、東京都と同じくらいの家賃がかかります。私の今住んでいる家はワンルームで、広島で住んでいたどの家よりも小さいですが、家賃は断然どの家よりも高いです。(まさしく東京です!!)
治安
銃社会ではなく命を奪われることは聞かないですが、収入の割に物価高なため、スリや窃盗、強盗は多いです。地元の人でも被害に遭ったと言う話をよく耳にします。私も日々気をつけて生活をしています。
買い物事情
私は普段、週末にまとめてマーケットで野菜や果物を買います。フィジーに四季はありませんが、マーケットの品物が時期によって少しずつ変わるのでそこで若干季節?のようなものを感じます。
ちなみにマーケットでは魚も売っていますが、直射日光に照らされていることもあり、少し怖くてなかなか買えていません。
スーパーマーケットの中は日本とほぼ同じですが、小さい国で輸入がほとんどなため物価が高いです。また、毎月第三日曜日のみ、Suvaの通りの一角で月一回のマーケットが開催されています。
このマーケットでは、屋台のような出店が並び、色々な食べ物やアクセサリーなどが売られています。中には、独特のアイデア商品を作って売っている人や、展示の方法が素敵なお店もあり見て回るだけでも楽しいです。
最近の私の生活
・6月8日にマラソン大会で10km走りました!
実は、日本でも10km走ったことはなく、練習もなしで本番に挑みました。(笑)走っている時の応援してくれる人の声や折り返してくる人とのハイタッチのパワーの偉大さを感じました。また、走り終えた後で飲むココナッツウォーターは格別でした。完走者には木で作られたメダルが!
・ラグビー観戦(vs日本代表)
女子ラグビーの日本代表対フィジー代表の試合がSuvaでありました。行ってみると日本在住経験のあるフィジーの人に出会い、誘っていただき一緒に応援!すると、隣でフィジーを応援していたはずの子供達も一緒になって日の丸国旗を持ち、「もういっかい!」「がんばれー」と日本語で応援まで!
応援席の真ん中で日の丸国旗を持っていたからか、テレビデビューさせてもらえていたみたいです。
フィジーの人の優しさとスポーツの持つ力の不思議さ&素晴らしさを体感しました。ちなみにこの試合、日本代表の勝ち試合でした♪
JICA海外協力対秋募集についての詳細は以下リンクから!!
JICA海外協力隊2024年度秋募集開始!国際平和拠点ひろしま〜核兵器のない世界平和に向けて〜 (hiroshimaforpeace.com)
この記事に関連付けられているタグ