広島県と三重県の高校生同士による活動発表会が,次のとおり開催されました。
開催日時:令和4年8月20日(土)
開催場所:三重県総合博物館(MieMu)
(1)戦争体験者による証言 坂牧 幸子 様
坂牧さんは1歳3か月のころ,長﨑への原爆投下の際に被爆されました。被爆の後遺症でご両親を亡くし,坂牧さんも様々な後遺症に悩まされました。現在は,「三重県原爆被災者の会」事務局長を務め,原爆の恐ろしさ,命の尊さを伝える活動などをされています。
(2)三重県立久居農林高等学校放送部による取組発表
三重県立久居農林高等学校放送部は,「NHK杯全国高校放送コンテスト」に出場するなど全国を舞台に活動を発表。アナウンス・朗読の技術を磨いたり,ラジオやビデオの番組作成をされています。当日は,校内に残る防空壕の保存活動について発表がありました。
(3) 広島市立基町高等学校による取組発表
基町高等学校は,平成19年度から,被爆体験証言者の方と共同し,証言者の記憶に残る被爆時の光景を高校生が絵に描き,当時の状況を伝える「原爆の絵」の制作に取り組まれています。
(4)両県高校生による意見交換
両県高校生から,同世代に対して呼びかけたいことやこれからの抱負等についての意見交換が行われました。
当日の映像はこちらから御覧いただけます。
https://www.pref.mie.lg.jp/MOVIE/v1000100002.htm