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国際平和拠点ひろしま

Committee 20202020年国際平和拠点ひろしま構想推進委員会の開催結果について

国際平和拠点ひろしま構想の今後の進め方について協議を行うため,「国際平和拠点ひろしま構想推進委員会」を開催しました。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインでの開催となりました。

 

開催概要

(1)日 時 令和2年8月27日(木) 9:00~10:30(日本時間)

(2)場 所 オンライン

(3)内 容

 ア 協議事項

    「国際平和拠点ひろしま構想」の進捗状況について

    被爆75周年を迎えての今後の取組方針について 等

  イ 主な意見

  • 広島から,日本政府に働きかけて,核兵器国,非核兵器国,NGO等様々な主体を集めて,核兵器の人道的影響について理解し,議論する会議や核兵器禁止条約の規範をサポートする会議を開催してはどうか。
  • 核兵器禁止条約の推進については,(非核兵器国に続き)核の傘下にいる国々,そして核兵器国へとその働きかけを進めていくのが,有効な方策ではないか。
  • 核抑止に替わる政策を見つけることは重要なタスクである。
  • 核兵器廃絶という究極的な目標に加え,短期的には,核兵器のリスク削減などの方法を模索することも重要である。
  • 核兵器廃絶という目標に向けて,NPTや対話等といった従来の方法に加え,広い視野からパンデミックや気候変動といった他のグローバル課題との連携や国際協力の枠組を考えていくことも大事ではないか。
  • COVID-19の影響で,デジタル化が加速し,広島県はこの分野に対してすばらしい貢献を果たしていると考えており,軍縮の分野においてもその点を県の取組にいれてはどうか。
  • 軍縮分野においてもジェンダー平等をどう達成するかが重要視されており,例えば核問題における女性の役割について広島で議論を行うことが重要ではないか。

(4)会議出席者(8名)

 

氏  名

所 属 等

顧問

ギャレス・エバンス

元豪州外務大臣,オーストラリア国立大学長

ジョン・アイケンベリー

プリンストン大学教授

スコット・セーガン

スタンフォード大学教授

委員

阿部 信泰

元国連事務次長(軍縮担当)

秋山 信将

一橋大学国際・公共政策研究部 教授

藤原 帰一

東京大学大学院法学政治学研究科教授

湯﨑 英彦

広島県知事

パートナー

隈元 美穂子

国連訓練調査研究所(ユニタール)持続可能な繁栄局長兼広島事務所長

 

【参考】

国際平和拠点ひろしま構想推進委員会とは

国際平和拠点ひろしま構想の行動計画の策定など,構想の推進に関する重要な事項について意見又は助言を求めることを目的として,平成24年に設置し,毎年開催している。

過去の国際平和拠点ひろしま構想推進委員会

2019年国際平和拠点ひろしま構想推進委員会 2018年国際平和拠点ひろしま構想推進委員会

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Tel:082-513-2366

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