Hiroshima Round Table 2022「2022年度ひろしまラウンドテーブル」での知事あいさつ
【知事あいさつ日本語訳】
本日は,大変お忙しい中,様々な国や地域から参加いただき,誠にありがとうございます。
2019年の開催以来,3年ぶりに,一部の方ではありますが,広島にお迎えしてこうして対面でひろしまラウンドテーブルを開催することができ,とても嬉しく思います。来年あるいは再来年には,コロナ禍前のように,皆さまを広島にお迎えし,議論をすることができることを期待しております。
核兵器禁止条約第1回締約国会議と核兵器不拡散条約運用検討会議が開催される2022年は,本来は,核軍縮と核不拡散の前進のための年として期待されていました。しかしながら,ロシアによるウクライナ侵略を受けて,私たちは未曽有の核兵器使用リスクに直面しています。
今年のひろしまラウンドテーブルは,「核兵器を乗り越えた世界を構想する(Envisioning a World Beyond Nuclear Weapons)」をテーマに,ウクライナ侵略の中でロシアが行った一連の核威嚇が核軍縮と核不拡散に与える影響や,グローバルと地域の両方の視点から,核軍縮・不拡散のために何をしなければならないのか等について議論を深めます。
この大変困難な状況の中,この会議が,国際社会を動かす大きな力になることを心から期待して,私の御挨拶といたします。
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