金属製折り鶴「SADAKO」の贈呈
令和3年10月26日に,原爆の子の像のモデル・佐々木禎子さんの甥の祐滋さんと,株式会社キャステムの皆さんが,金属製折り鶴「SADAKO」の製作報告及び贈呈のために知事を表敬訪問されました。
- 日 時:令和3年10月26日(火)11:45~12:00
- 場 所:広島県庁北館第一会議室
- 訪問者:
特定非営利活動法人SADAKO LEGACY 副理事長 佐々木 祐滋(ささき ゆうじ)氏 ※佐々木禎子さんの甥(父親の雅弘氏は禎子さんの2つ年上の実兄)
株式会社キャステム 取締役本部長 戸田 有紀(とだ ゆうき)氏
株式会社キャステム プロジェクト担当 池田 真一(いけだ しんいち)氏
株式会社キャステム プロジェクト担当 石井 賢治(いしい けんじ)氏
株式会社キャステム 広報担当 藤川 夕希子(ふじかわ ゆきこ)氏
株式会社キャステムでは,被爆された佐々木禎子さんが最後に折った折り鶴を永遠に残し,世界中の人に届けるプロジェクトとして,最新のデジタル技術で「禎子の折り鶴」の折り目や紙の質感,シワまで3Dデータ化し,精密鋳造技術でそのままの姿をステンレスで金属化したものを製作されています。
表敬では,佐々木さんとキャステムの戸田取締役本部長から製作経緯の説明のあと,シリアルナンバー入りの金属製折り鶴「SADAKO」が知事に贈られました。今後,オバマ元大統領などにもシリアル付きを渡したいとのことです。
知事からは,広島の力でこうした取り組みが実現することが喜ばしいとのコメントや,金属で忠実に再現されていることに感嘆の声があがりました。
今回寄贈された「SADAKO」は一般販売もされており,広島県内では,平和記念資料館やおりづるタワーで購入可能。売上の一部は「一般社団法人 禎子の折り鶴」に寄付される予定で,佐々木さんによると,困っている子どもたちの支援などに使いたいとのことです。
金属製折り鶴「SADAKO」について,詳しくは以下の記事をご覧ください。
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