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「見える化」で環境も社員も変わる!
有限会社ニシマキ産業は、広島県尾道市に本社を置き、主にプラントメンテナンスや産業廃棄物の収集運搬をはじめ、災害復旧活動、自然・環境設備など、地域に根差した環境保全活動を幅広く行っている会社です。「後世に恥じない環境づくり」をモットーに、業務上発生する環境負荷をできる限り低減するため、社員一人ひとりが高い意識を持って取り組んでいます。その秘密は取り組みの「見える化」。社員教育や社内新聞を通してそれぞれの取り組みに向き合い、評価を可視化することで、モチベーションの向上につなげます。
地域を守れねば、社会の安全は守れぬ!
気候変動の影響もあり、災害が日常化する今日、いざという時にいつでも対応できる備えが必要です。そのためには、まず自分の地域を知ること。どこにどんな人が住んでいて誰が助けを必要としているのか。これまで災害支援を担ってきたニシマキ産業は、地域密着型が発揮する力を知っています。普段からこうした地域との繋がりを構築することで「SDGs11住み続けられるまちづくりを」が達成できるのではないでしょうか。地域の安全を守ることは、社会の安全を守る第一歩。今日も地域のために汗を流します。
心の余裕が、人を豊かにする。
地域の理解があってこそできる日々の仕事に感謝し、「住む街をきれいにしたい」という純粋な思いや、少しでも地域に還元したいという姿勢が「後世に恥じない環境づくり」の実現につながっていました。
「暮らす場所がきれいだと、心に余裕を持てて、自然も人もきれいになる」という担当者の言葉は印象的でした。また、「あたりまえを続ける」ことが人や地域を変える力になるということも学びました。SDGsという大きな目標を達成するためにも、一人ひとりが、地道にアクションし続けることが必要だと感じました。
取材者
松本安代 (安田女子大学4年)
有限会社ニシマキ産業
尾道市高須町5630番地1
0848-29-7858
http://www.nishimaki.jp/index.html