SDGsへの取り組みによる企業(支社)価値の向上 支社メンバーのQOL(Quality Of Life)の向上 |
SDGsのターゲット
4.7 2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得 できるようにする。
7 クリーンエネルギー技術およびエネルギー効率向上技術により脱炭素・循環型社会に貢献する(オリジナル)。
8.2 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。
8.5 2030 年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。
11.6 2030 年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する 。
12.4 2020 年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物資やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小 化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.8 2030 年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
SDGsの取組内容
当社グループは、「技術をもって社会の発展に貢献する」という経営理念の下、様々な取り組みにより社会課題解決へ貢献し、持続可能な社会に求められる新たな価値を創造しようとしています。
例えば、気候変動の課題として挙げられるCO2の削減については、燃焼時にCO2を排出しないアンモニアを石炭火力発電に混焼することによりCO2発生量を減らす等の技術開発や、アンモニアの製造過程で発生するCO2をゼロにしたサプライチェーンの構築をすることで、火力発電のゼロエミッションに取り組んでいます。
また、2050年に航空機のCO2 排出量を実質ゼロとする目標に向けて、航空エンジンの軽量化や電動化により、燃料消費を低減、安全性・経済性を維持するとともに、藻類バイオ燃料開発等により、環境性も飛躍的に向上させたいと考えています。さらには橋梁やダム・水門、トンネル等の強靭で経済的かつ環境に配慮した社会インフラの開発による防災・減災も実現しようとしています。
これら、自然と技術が調和する社会を目指し「脱CO2」「防災・減災」「暮らしの豊かさ」という社会課題の解決を目的とした全社開発目標に加え、地域に根ざした営業集団であるIHI中国支社は、身近なところから地域貢献を目指した独自の取り組みも行っています。
2013年度からグループ全体の活動として実施している『I-Project(業務プロセスを改善・改革し、会社をかえてゆく活動)』と呼ぶ部門単位の業務改善活動において、我々、中国支社は、今年度の活動テーマにSDGsを取り上げました。そして、支社員全員を3つのグループに分け、グループ毎に課題を設定し活動しています。
●“働き方改革・業務効率改善を通じたSDGsの実現”について、個人単位でも実践可能なSDGsに取り組み、支社員のQOL向上を目的とした意識改革や働き方改革、営業DX活用推進、健康意識向上、グリーン活動等について検討するチーム
●“地域・団体のSDGs活動参画による社会貢献”について、団体、組織の既存の活動や取り組みに支社・グループ単位で参画し、中国支社独自のSDGsに関する取り組み確立を目的に、地域とのタイアップ等について検討するチーム
●“SDGsを意識した支社営業活動の強化”について、お客さま・代理店とともにSDGsへの貢献を実現するため、営業手段としてのSDGs確立等について検討するチーム
上記3グループの活動を通して、支社員一人一人のSDGs達成、地域・お客さまへの貢献を目指します。
SDGsに取り組むためのポイント
『I-Project』における中国支社の今年度のテーマにSDGsを掲げ、会社公認の活動として積極的に取り組んでいるところです。
年度末には、広島県でのSDGsの取り組みも踏まえた活動報告を全社に行い、この取り組みをPRします。
活動自体は支社員全員参加として取り組むものとして、支社員一人一人が一体感を感じながら取り組めるよう心掛けています。
株式会社IHI 中国支社
広島市中区大手町二丁目7番10号
082-246-2280