未来へのバトンリレー ~「後世に恥じない環境づくり」を目指して |
SDGsのターゲット
13.1 CO2排出量削減、自然災害における強靱性及び適応能力を強化する
11.6 大気や廃棄物を管理し、都市の環境への悪影響を減らす
12.5 廃棄物の発生防止、削減、再生利用を推進する
4.3 男女区別なく質の高い教育を得る機会を推進する
8.8 安心安全な職場環境づくりを推進する
SDGsの取組内容
弊社は,「後世に恥じない環境づくり」の理念のもと、プラントメンテナンスや管路調査、草刈清掃など、環境改善・美化業務に幅広く携わっています。
作業中の安全性を向上させることによる事故や怪我の防止、また将来的に懸念される労働力不足解消のため,積極的な新機材の導入・活用に取り組んでいます。
特に粉粒体回収車ツインバックの導入はCO2削減及び人件費削減に繋がりました。粉粒体回収車ツインバックはどんな微粒子や微粉塵でも飛散させることなく回収できる吸引車で,従来の吸引車では困難であった粒子も回収可能です。ツインバックの導入により、当初、回収車両2台・サイクロンホッパー1基・作業員6名を投入しても8時間を要していた作業が、ツインバック1台・作業員1名での作業でも半分の時間で完了できるため、人的・時間的資源の効率的な活用が可能となりました。
また,災害レスキューとしての活動を目標とし、2021年8月には多目的モバイルポンプを導入しました。これは災害時に汚水や汚泥を吸引する機械で,コンパクトかつ電源不要で素早く設置できるため、ゲリラ豪雨や河川氾濫時に役立ちます。実際に浸水被害に見舞われた地域で使用し、お客様からお喜びと期待の声を頂いております。
さらに,会社所在地の高須町周辺では、地域清掃美化活動として近くの神社境内の雑木の処理や清掃などのボランティアを行っています。草刈においては、樹木粉砕機を使用して作業後に出る枝葉などを細かく破砕することで、堆肥に変えています。また、6名で行っても3日かかっていた地法面300mの草刈作業が、ラジコン草刈機を導入することで約30分1名で完了するようになり、大幅な時間短縮と作業効率アップも図ることができました。
このほか,社内には資格取得のためのバックアップ体制あります。これにより、社員ひとりひとりの能力の向上が図られ、活躍の幅を広げています。下水道管路調査においては、全国でも珍しい女性調査員が資格を生かして能力を発揮しており、社内に活力を与え、一億総活躍社会への好循環を生み出しています。
弊社は,会社業務,地域ボランティア,環境保全活動によって、グッド・サイクルを作り、環境を整える活動を続けながら次世代に繋げる改革・改善に取り組んでいます。
SDGsに取り組むためのポイント
業務に対する理解やそれに関連する環境への知識を深める場を設けています。また、SDGs推進委員を中心に、①ディスカッション、②目標の設定、③活動、④振り返り を行うことで、自分たちの取り組みを具体的に理解し、SDGs達成を目指しています。
ボランティア活動での清掃作業では、近隣住民との活発なコミュニケーションを交わしながら地域の悩みを解決し、地域社会とのつながりを強くしています。
有限会社 ニシマキ産業
尾道市高須町5630番地1
0848-29-7858