timeline年表(核兵器のない平和な国際社会に向けて)
年表
アメリカが世界で初めての核実験を実施
広島に原子爆弾投下
人類史上初めて,「リトル・ボーイ」と命名された原子爆弾をB29エノラ・ゲイ号が投下。
長崎に原子爆弾投下
ソ連が初めての核実験を実施
1949年8月29日にセミパラチンスク(カザフスタン)核実験場で行われた。1991年8月29日に閉鎖されたことを記念して,8月29日は国際連合の「核実験に反対する国際デー」となっている。
英国が初めての核実験を実施
国際原子力機関(IAEA)発足
原子力の平和的利用を促進するとともに,原子力の軍事的利用への転用を防止することを目的に発足。
フランスが初めての核実験を実施
中国が初めての核実験を実施
核兵器不拡散条約(NPT)署名開放
冷戦期,核兵器廃絶に関する交渉が進まず,他方で核兵器の新たな取得を模索する国,あるいは核兵器を製造する潜在能力を持つ国が増えるなかで,まずは核兵器の拡散を防止することが核兵器の廃絶につながるとの考えのもと,1968年に署名開放され,1970年に発効しました。NPTでは,核不拡散,核軍縮および原子力の平和利用を「NPTの三本柱」と称します。
インドが初めての核実験を実施
包括的核実験禁止条約(CTBT)が国連で採択
宇宙空間,大気圏内,水中,地下を含むあらゆる空間における核兵器の実験的爆発及び他の核爆発を禁止。2019年末の時点で184か国が署名,168か国が批准。条約の発効に必要な国として特定された44か国のうち,5か国(中国,エジプト,イラン,イスラエル,米国)の未批准並びに3か国(インド,パキスタン,北朝鮮)の未署名が続いているため,条約は発効していない。
https://hiroshimaforpeace.com/hiroshimareport/report-2021/page-11/
https://hiroshimaforpeace.com/hiroshimareport/report-2022/page-12/
https://hiroshimaforpeace.com/hiroshimareport/report-2023/page-13/
パキスタンが初めての核実験を実施
北朝鮮が初めての核実験を実施
新戦略兵器削減条約(新START)発効
米国とロシアによる核軍縮の枠組みで,2018年までの両国の戦略核弾頭の配備数などの削減を定めている。2021年2月に条約の期限を控えていたが,2026年までの延長が決定した。
オバマ大統領の広島訪問(現職の米大統領として初めて広島を訪問)
広島県は,被爆の実相を理解していただくため,世界の政治指導者に被爆地訪問を呼びかけている。2016年5月27日オバマ大統領の広島訪問が実現
核兵器禁止条約(TPNW)成立
締約国による核兵器の(a) 開発、実験、生産、製造、取得、保有、貯蔵、(b) 移転、(c) 受領、(d)使用または使用の威嚇、(e) 禁止された活動の援助、奨励、勧誘、(f) かかる援助の要求・受諾、(g) 領域内などへの配置、設置または配備の禁止が規定された条約が成立。
中距離核戦力(INF)全廃条約失効
核軍縮分野において特定兵器の全廃を史上初めて盛り込み,冷戦終結を後押しした条約。代替え措置なしの失効に新たな核軍拡競争の始まりと核兵器使用のリスクの高まりが危惧される。
ローマ教皇フランシスコ台下広島訪問
被爆から75年
広島に原子爆弾が投下されて75年できることから,はじめよう。
核兵器禁止条約批准国50か国到達
2020年10月24日に批准国が50か国となり条約の発効が決定した。
核兵器禁止条約が発効
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