一般社団法人へいわ創造機構ひろしまは、14者を設立時社員として設立され、令和7年12月1日から業務を開始いたしました。
人類史上初の原子爆弾による破壊を経験し、その廃墟から復興した地として、核兵器のない平和な国際社会の実現は広島の使命であり、その実現に向けて具体的に貢献していくことが、被爆地広島の果たすべき役割だと考えております。
今般、核兵器をめぐる国際情勢はこれまで以上に厳しい中において、G7広島サミットの開催や日本被団協のノーベル平和賞の受賞を受け、被爆地広島への注目は高まっており、被爆・終戦80年の今年を核兵器廃絶に向けた取組を加速する転換点となるよう、被爆地広島の取組を強化していく必要があります。
このため、資金や人材、そして広島の使命実現のための智恵を国内外から幅広く獲得する仕組みを確立して、多様なステークホルダーとともに主体的に活動していくための基盤づくりと国連における活動も視野においた取組も必要であると考え、へいわ創造機構ひろしまを法人化することといたしました。
当法人は、広島県が掲げる国際平和拠点ひろしま構想のもと、広島県とさらなる連携を図って、核兵器のない平和な国際社会への取組を一層、強化してまいります。
今後の本法人の取組について、皆様のなお一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。
