令和2年度広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(平和記念式典)
令和2(2020)年8月6日(木)午前8時,広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(平和記念式典)が開催されました。
75年草木も生えぬと言われた広島。
原子爆弾が投下されて75年。
広島の街は復興し,緑豊かな街となりました。
1945年に史上初めて米国により使用された核兵器は,この75年で増え続け冷戦期には約7万発にのぼりました。現在は,約1万3千発まで減少していますが,核兵器の近代化,核軍備管理体制の崩壊など核兵器を巡る状況は厳しさを増す一方です。
そして,今年は新型コロナウイルス感染症対策のため,一般参列席は設けず,参列者は通常の1割以下という中で広島記念式典は開催されました。
「平和宣言」,「平和への誓い」,「安倍内閣総理大臣によるあいさつ」には共通して新型コロナウイルスについて触れられていました。
被爆者の平均年齢は83歳を超え,自らの被爆の体験を語りつぐ人は少なくなっています。「平和への誓い」で「 被爆地広島で育つ私たちは、当時の人々があきらめずつないでくださった希望を未来へとつないでいきます。 」と言われていたように,我々の世代が核兵器廃絶に向けた取組を加速させ核兵器のない平和な国際社会を実現しなければなりません。
平和宣言
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/atomicbomb-peace/179784.html
平和への誓い
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/education/16190.html
広島県知事あいさつ
https://hiroshimaforpeace.com/200806-governor/
ひろしま平和の歌
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