令和3年度原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(平和記念式典)
令和3(2021)年8月6日(金)午前8時,広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式(平和記念式典)が開催されました。
昨年に引き続き,今年の式典も新型コロナウイルス感染症対策のため規模縮小して執り行われることとなりました。
原子爆弾が投下されてから76年目の夏を迎えました。
75年は草木も生えぬと言われた広島は復興し,緑豊かな街となりました。
1945年人類史上初めて使用された核兵器は,いまだ世界に1万3千発以上も存在しており,核兵器の近代化,核軍備管理体制の崩壊など核兵器を巡る世界の情勢は厳しさを増しています。
一方で,核兵器禁止条約は批准国が50か国を超えたことで,2021年1月22日に発効し,未来への希望を繋いでいます。
この条約の発効には,被爆者の証言が大きな原動力になったと言われています。
しかし,被爆者の平均年齢は84歳に近づき,記憶の伝承が危機に瀕しています。
今こそ,一刻を争う事態として,核兵器と向き合わなくてはなりません。
一人ひとりの行動は小さなものでも,合わせれば世界を動かすことのできる力となります。
核兵器のない平和な国際社会の実現に向けて,共に立ち上がり,行動ましょう。
平和宣言(広島市ホームページ)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/atomicbomb-peace/179784.html
平和への誓い(広島市ホームページ)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/education/16190.html
広島県知事あいさつ
https://hiroshimaforpeace.com/210806-governor/
※広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式は,毎年8月6日に広島市の主催により開催されます。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/atomicbomb-peace/
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