GHANA NEWS LETTER Vol.2
2018.06.19
こんにちは!
青年海外協力隊の助産師隊員としてガーナに派遣されている河原美代です。
乾季の間は月1回程度の雨でしたが、ここ数日は短時間の豪雨が続き、赤土の大地に緑が広がりました!(そして我が家は雨漏りしています。)
ボンゴ郡ってどこ?
私が暮らすボンゴ郡はガーナにある 10 州のうち、アッパーイースト州の中にあります。
ボンゴ郡は最北端に位置するため、北側にある国、ブルキナファソとの国境を持ちます。
南部にある首都アクラからは約550km 離れており、バスで約 14 時間かかります。
生活のリズムはマーケット・デー
スーパーマーケットがない町での買い物についてご紹介します。
私の住む町では3 日おきに新しい食材が市場へ入荷されます。その日を「マーケット・デー」 と呼びます。それ以外の日は食材の品数が少なく、鮮度も悪いので、できるだけマーケット・デーに買い物に行くようにしています。
毎週何曜日と決まっていないため、次がいつなのかすぐに分からなくなります。しかし、町の人々はその日をきちんと把握しています。
マーケット・デーにあわせて町にやってくる人が多く、病院も含め、 3 日おきのリズムで町が動いているように感じます。
青空マーケット
ここではマーケットのほとんどが青空マーケットです。野菜やフルーツがそのまま積み上げられており、売り子の女性と値段交渉をしながら買い物をします。
お肉屋さん
私の町のお肉屋さんでは牛肉、ヤギ肉、豚肉が買えます。すべて量り売りで、値段は部位ではなく骨の有無で決まります。(骨無しの方が高い。)日本のように部位を選ぶことは難しく、バラ肉を買うこともできません。(豚バラ肉が恋しい・・・。)
お肉屋さんはどこもハエが多い
どんな物が買える?
みなさんならこの材料で何を作りますか?
◀「細ネギ」
これで日本食が作れます!
◀「マンゴー」
シーズン中は1 個30 円程で買える。
ゴミの量
市場で買い物したものは透明のビニールにつめられるか、黒いビニール袋に入れられます。お肉もトレーなどはなく、ビニール袋に直接入れられます。そのため日本にいた時よりもゴミの量はだいぶ減りました。
ただ道端にはゴミがあふれています。ゴミをポイ捨てすることに町の人があまり罪悪感を持っていない様子。
ゴミは少なく、町もきれい!そんな未来を期待します!
ひろしま平和貢献大使について
広島県出身のJICAボランティアを対象に,ひろしま平和貢献大使を委嘱しています。
ひろしま平和貢献大使の方々には,赴任国と広島県の架け橋として,現地の生活や活動の様子についての情報提供とともに,
広島の被爆の実相や復興の歩みについて伝える原爆展を現地で積極的に開催していただくこととしています。
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