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国際平和拠点ひろしま

発信!グアテマラ野球(3号)

2018/08

平和への想い

青年海外協力隊2017年度3次隊 職種:野球 細間 翔

 現地時間8月5日(日曜日)、私の任地である、ケツァルテナンゴ市にて、野球の練習試合を行いました。対戦相手は首都の野球アカデミーのチームです。
 当日は試合前に、両チームの選手、指導者に原爆についての説明をして、試合前には全員で1分間の黙祷をしました。日本について何も知らないグアテマラの人々もHiroshima、Nagasakiという街の名前は知っています。だからこそもっと詳しい情報を、原爆が落ちてどうなったのか、どのように街や人は変わっていったのか。そして、現在の街の様子などを知ってもらいたいと思いました。今当たり前のように野球ができることがいかに有難いことなのか、そのことに感謝できるように。そして平和についてしっかり考えれる人間になってもらいたいと思っています。

2018年8月5日  練習試合

ケツァルテナンゴ県
ケツァルテナンゴ市

 対戦相手:グアテマラ野球アカデミー ウラカネス

 対  象:13歳~18歳

 2018年7月27日~29日までグアテマラ国内の23歳以下代表選手の大会が開催されました。各県野球協会の代表チームが集い、予選リーグから熱い戦いを繰り広げました。私は普段子供達と練習をしていますが、この度は現地の大学生達と練習から関わることができ、とても貴重な経験を積むことができました。
 彼らは、非常に真面目で、練習熱心で技術向上のためにどんどん質問してきて、それを吸収していく選手達でした。迎えた大会では、予選リーグから力を発揮し無敗で決勝まで進み、決勝戦も圧倒的な力を見せ見事優勝することができました。
 これが任地の野球人気の向上に繋がり、競技人口の拡大のきっかけになれば嬉しいです。

ケツァルテナンゴ野球協会 23歳以下代表チーム

 現地の大学生を中心とした若いチームで、中には幼少期から同野球協会で野球の練習を続けてきた選手もいます。現在は全員、県内の野球リーグでそれぞれのチームに所属しプレーしています。


ひろしま平和貢献大使について

広島県出身のJICAボランティアを対象に,ひろしま平和貢献大使を委嘱しています。
ひろしま平和貢献大使の方々には,赴任国と広島県の架け橋として,現地の生活や活動の様子についての情報提供とともに,
広島の被爆の実相や復興の歩みについて伝える原爆展を現地で積極的に開催していただくこととしています。

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