GHANA NEWS LETTER Vol.4
2019.05.22
こんにちは!
青年海外協力隊の助産師隊員としてガーナに派遣されている河原美代です。
今回はガーナの乗り物についてお伝えします!
ガーナの乗り物
ここでは私の住んでいる地域でよく使われている乗り物をご紹介します。
トロトロ
【所要時間1時間:約200 円】
名前とはちがい、猛スピードで走ります!
20~30 人くらい乗車できるように改造されたバン。
近距離から長距離まであり、国内どこへでもトロトロを乗り継げばたどり着けます。
カンブー
【所要時間5分:約 22 円】
東南アジアのトゥクトゥクと同じ?
三輪のバイク。地域によっては「イエローイエロー」とも呼ばれます。
通常は4 人乗り。(運転手を含めて最大 6 人まで乗れるが、危険。)
乗り合いタクシー
【所要時間5分:約22 円】
なんでもみんなでシェアします!
タクシーは乗り合いが一般的。満席になったら出発します。
5人乗り用に 7人乗るなど、定員オーバーのこともよくあります。
時にはヤギや鶏と乗り合うことも。
モーターキング
【料金は交渉次第】
これが救急車?
バイクの後ろに荷台を付けたような形の三輪車。
荷物はもちろん人も荷台に乗せて運びます。
時には救急車として患者さんを運ぶことも!
※ 表示している料金は目安です。場所や乗車人数などの条件で変わります。
日本の車
日本車は丈夫でよく走ると ガーナでも人気です!
ガーナで日本のことを話すとき、必ずと 言っていい程、日本車の話になります。「トヨタ!ホンダ!ミツビシ!ニッサ ン!」 と日本車メーカーの名前を次々にあげてくれます。
残念ながらマツダ車はあまり多く見かけませんが、たまに見かけると広島県人としてはうれしくなりますね♪(活動先の病院の車はマツダ車です!)
!!驚いたこと!!
エピソード① ロバも乗り物
私の住んでいる地域ではロバも大切な乗り物です。
荷車に人や重い物を乗せて運んだり、時には子どもたちを背中に乗せて運びます。
みんな上手にロバをコントロールしながら歩きます。
エピソード② 動物の出勤時間?
早朝や夕方に道を歩いていると、牛やロバなどがエサ場へ移動するために、ゾロゾロと列を作って歩いている所を見かけます。
その他にもヤギや豚などたくさんの家畜が道を歩いているので、運転する時には 要注意!
クラクションを鳴らすと、道を開けてくれる動物も多いです。
普段は何で移動?
JICA ボランティアが活動で使っている乗り物についてご紹介します。
ボランティアの活動内容によりますが、私はいくつかの医療施設を訪問しながら活動しているため、JICA より小型バイクを借りて移動しています。
私が活動している地域はほぼ未舗装の道路なので、デコボコ道がたくさんあります。また雨季になると、たくさんの小川が現れるので、通れなくなる道もあります。
(場所によってはバイクをボートに乗せて道を渡ることも!)
医療の場では緊急時いかに早く患者さんを病院へ運べるかが重要です。そのため道路の整備は大きな課題となります。ほとんどがアスファルトで舗装されている日本の道路は本当にありがたいなと感じます。
ひろしま平和貢献大使について
広島県出身のJICAボランティアを対象に,ひろしま平和貢献大使を委嘱しています。
ひろしま平和貢献大使の方々には,赴任国と広島県の架け橋として,現地の生活や活動の様子についての情報提供とともに,
広島の被爆の実相や復興の歩みについて伝える原爆展を現地で積極的に開催していただくこととしています。
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