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国際平和拠点ひろしま

Reconstruction support project カンボジア復興支援プロジェクト(第5フェーズ)の第10回現地専門家派遣

1 要旨

広島県は,カンボジア王国の持続可能な社会構築のための社会科カリキュラム・教科書開発支援のため,第5フェーズ第10回専門家派遣をしました。

(1)研修期間 

令和元年10月29日(火曜日)~11月4日(月曜日)

(2)目的

次世代に継承するためのカリキュラム開発マニュアル作成支援を通じて,カンボジアの教育専門家の社会科カリキュラム・教科書の開発力を高める。

(3)スケジュール

10月29日…マニュアルドラフト改訂状況報告会    

10月30日…マニュアルドラフト改善のためのブックトーク / 理論ワークショップ「新しいカリキュラム・教科書の展開・普及」    

10月31日…マニュアル作成のフォローアップ    

11月4日…マニュアル開発会議

2 プロジェクトの概要

広島県では,「国際平和拠点ひろしま構想」の実現に向け, (独)国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」を活用し,県内の大学や教育機関等と連携のもと,「教育分野における復興・平和構築のための人材育成プログラム」を進めています。

内戦や近隣国との争いを経験し,近年は経済発展とASEAN諸国との連携など社会変化に直面しているカンボジア社会が,国際社会において平和な社会を持続していくためには,学校教育において,環境保全と経済発展の両立など多面的・総合的に考える力,立場や考えの違う人々を理解・尊重し協同的に課題を解決することができる力など(持続可能な開発のための教育:ESD)が重要となってきています。

広島県では,平成17年から(独)国際協力機構(JICA)や教育委員会,県内大学等と連携し,カンボジアにおける初等教育での授業改善を支援してきました。

今回のプロジェクトは,これまでの活動を通じて得られた蓄積をもとに,持続可能な社会を構築する視点も新たに加え,広島大学教育ビジョン研究センター(EVRI)の専門家協力のもと,カリキュラム開発に取組んでいくものです。

  • 事業名
    「カンボジアにおける持続可能な社会構築のための社会科カリキュラム・教科書開発支援」プロジェクト
  • 目標
    カンボジアの授業改善に有効な社会科カリキュラムが改訂され、社会科教科書開発者の能力が高まる
  • 実施内容
    ①広島に招聘し研修を実施(2週間×3回)
    ②県内専門家を派遣し,研修を実施(2週間×12回/活動地域:プノンペン)等
  • 実施期間 (第5フェーズ)
    2017年4月~2020年3月

このページに関するお問い合わせ先

平和推進プロジェクト・チーム

住所:〒730-8511 広島市中区基町10-52

Tel:082-513-2366

Fax:082-228-1614

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