駐日EU大使が表敬訪問しました。
令和2(2020)年8月6日に,駐日EU大使 パトリシア・フロア氏が広島県知事を表敬訪問しました。
フロア大使は8月6日の平和記念式典へ参列された後に県庁にお越しいただきました。
知事から、広島に来ていただき平和記念式典に参列していただけることのお礼を伝えるとともに、平和記念式典の広島県知事あいさつで「絶対破壊の恐怖が敵攻撃を抑止するという核抑止論は,あくまでも人々が共同で信じている「考え」であって,すなわち「虚構」に過ぎません。(省略)幸いなことに,核抑止は人間の作った虚構であるが故に,皆が信じなくなれば意味がなくなります。つまり,人間の手で変えることができるのです。」と述べたように「人間が作った虚構である核抑止を我々人間が変えなければいけない」と伝えました。
大使からも「EUには核兵器国や同盟国がある一方で核兵器禁止条約採択に尽力した国も存在し、異なる価値観をもつ国が集まった共同体である。異なる価値観を持つ国家間で真摯な議論をすることが大切であり、核軍備管理や核軍縮のアーキテクチャが危機にある今こそ国家間で真摯な議論が必要なのではないか」とコメントをいただきました。
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