当サイトを最適な状態で閲覧していただくにはブラウザのJavaScriptを有効にしてご利用下さい。
JavaScriptを無効のままご覧いただいた場合には一部機能がご利用頂けない場合や正しい情報を取得できない場合がございます。

国際平和拠点ひろしま

Governor's Comment米国のエマニュエル駐日大使の来広について(知事コメント)

令和4(2022)年3月26日(日本時間)に米国のエマニュエル駐日大使が来広したことに伴い、広島県知事がコメントを発出しました。

 

知事コメント

 

 核兵器の使用が示唆される厳しい世界情勢の中,駐日米国大使が,来広され,被爆の実相に直接触れられたことに,県民を代表して,心から感謝の意を表します。

 

 この度の訪問は,核兵器がもたらす惨禍について,核超大国の米国の大使に理解を深めていただくことで,広島から国際社会に広く平和のメッセージを発信するものであり,大変意義深いものとなりました。

 

 さらに,核兵器使用がもたらす壊滅的な結末への世界的な再認識と核兵器使用を絶対に容認しないという国際社会の圧力となり,ロシアに核兵器使用を思いとどまらせることにつながることを願っています。

 

 エマニュエル駐日大使には,今回,被爆地で核兵器の非人道性に直接触れられた経験をもとに,核軍縮に向けた着実な進展に貢献いただくことを期待しています。

 

 さらに,バイデン大統領にも,ぜひ広島訪問を呼び掛けていただくとともに,現在誘致活動中のG7サミット広島開催実現に向けた御支援を期待しているところです。

 

 同行された岸田総理には,唯一の被爆国,日本の代表として,被爆者の長年にわたる核兵器廃絶への願いに思いを寄せ,一日も早い核兵器廃絶の実現に向けて,具体的なプロセスが進むよう,リーダーシップを発揮していただくことを強く期待しています。

 

 県としても,引き続き,各界のリーダーに,被爆の実相に直接触れていただくよう働きかけを強化するとともに,核兵器の存在そのものが大きな脅威であり,核兵器が使用される恐怖から逃れる唯一かつ確実な方法は,廃絶しかないことを粘り強く訴えてまいります。

 

令和4年3月26日

広島県知事 湯﨑 英彦

この記事に関連付けられているタグ