当サイトを最適な状態で閲覧していただくにはブラウザのJavaScriptを有効にしてご利用下さい。
JavaScriptを無効のままご覧いただいた場合には一部機能がご利用頂けない場合や正しい情報を取得できない場合がございます。

国際平和拠点ひろしま

Governor's Commentロシアによるウクライナ侵略1年経過について(知事コメント)

令和5(2023)年2月24日,ロシアによるウクライナ侵略がはじまって1年となることに伴い,広島県知事がコメントを発出しました。

 

知事コメント


○ ロシアによるウクライナ侵略がはじまって,今日で1年が経過しました。

 

〇 改めて,ロシアのウクライナ侵略を強く非難します。

 

〇 紛争が長期化する中,両国の兵士に多数の死傷者がでているのみならず,ロシアの非人道的な行為により,多くのウクライナ市民が犠牲となり,人々の生活基盤が大規模に破壊されている状況に,大変心が痛みます。

 

〇 また,この紛争が,エネルギーや食料の供給不足・価格の高騰などを招き,世界経済に大きな混乱を与えていることは,平和で安定した国際社会の実現を願う本県としても,極めて遺憾であります。

 

〇 ロシアが,即時にウクライナ侵略を中止し,占領地から撤退することを強く求めるとともに,国際社会が一致団結し,事態の平和的解決にあたることを強く要望します。

 

○ さらに,ロシアが,これまで幾度も核兵器の使用を示唆していることは,被爆地広島の知事として,断じて容認することはできず,こうした国際情勢の下で,核兵器国や,核兵器国と同盟関係にある非核兵器国が,核抑止への依存を強めつつあることに,強い危機感を感じています。

 

〇 国際社会や政治リーダーには,核兵器の存在そのものが地球や人類の持続可能性を阻害する大きなリスクであり,核兵器廃絶以外に解決策がないことを改めて認識していただく必要があると考えています。

 

〇 「国際平和拠点ひろしま構想」を掲げ,核兵器のない平和な世界の実現を目指している本県としては,核兵器廃絶に向けた具体的な進展につながるよう,5月のG7広島サミットの機会も活かしながら,引き続き,取組を進めていきます。

 

 

 

 令和5年2月24日

 広島県知事 湯﨑 英彦

この記事に関連付けられているタグ