株式会社中国放送
平和推進の取り組み
SDGsの目標
SDGsや平和に関する具体的な取組内容
【RCCラブ・グリーン賞】 自然や環境を守るために広島で地道な活動を続ける人たちを支援したいー。そんな思いで2004年から毎年続けている表彰活動です。これまでに190以上の団体に助成金を贈るとともに、その取り組みをテレビやラジオで紹介しました。 【被爆電車特別運行プロジェクト】 放送活動に限らず、平和を発信していこうと「原爆の日」に合わせて実施する広島電鉄との共同プロジェクトです。被爆電車「653号」を当時の色によみがえらせ、社内で被爆直後の広島の映像を上映。5年間で国内外の約2700名が乗車しました。コロナ禍で乗車体験を見送った年もありましたが、走る電車の車窓の風景をライブ配信しました。電車が広島市中心部を通ると画面に一面廃墟となった当時の写真を映し出すなど、現在と過去をシンクロさせて見てもらえるようにしました。被爆70年を機に始めたこのプロジェクトは今年も実施しました。 【独自予報とYahoo!との連携】 「ウェザーセンター」という新たなセクションを立ち上げました。メンバーは気象予報士の資格をもつ4人でこの中には報道記者も含まれています。RCCは気象庁から独自の天気予報を発表する認可を受けており、防災・減災につながるきめ細かい情報を発信し続けています。また、中国四国地方の放送局として初めて「Yahoo!防災速報」アプリと連携しました。市民から投稿されたリアルタイムの情報も活用してより迅速でより役に立つ情報を提供し、災害の備えや避難行動に役立ててもらおうと考えています。
取組推進のために工夫していること(団体内での体制づくり, ステークホルダーとの連携など)
「SDGsラブ・グリーン推進室」という組織を設けています。ラジオやテレビ、事業やデジタル、さらには広報など別々のセクションに所属する8人の社員で構成され,全社を横断することで様々なアイデアが生まれ、実践するのも容易になっています。 特段のテーマがなくてもメンバーは定期的に集まります。「もっと身近なところでSDGsにつながることが出来ないか」。誰かが発したそんな一言から社内の喫茶で使うストローはプラスティックから紙製になりました。気張らず自由に意見を言い合って、大きなことも小さなことも一致団結して進めていくことが大切だと感じています。