株式会社日本パーカーライジング広島工場
基本情報
事業内容
金属表面処理・プラント/安全施設/建築施工等
私たちはこんな会社・団体
平和推進の取り組み
SDGsの目標
SDGsや平和に関する具体的な取組内容
皆さんが何気なく見ている道路標識。そこには交通安全のための大切な情報が記載されており、交通の利便性や安全に資する重要な施設になっています。一方、急速な経済発展を遂げる発展途上国においては、モータリゼーションの発達に交通制度やインフラの整備が間に合わず、慢性的な渋滞や事故の多発など、社会問題化している事例も見受けられます。 株式会社日本パーカーライジング広島工場では、日本の道路標識をはじめとする交通安全施設の技術やノウハウがこうした世界各国の交通問題の解消の一助になればと思い、発展途上国からのJICA 研修員を積極的に受け入れ、特に道路標識に関する日本の技術・交通制度について知識を深めていただける研修を実施しています。
取組推進のために工夫していること(団体内での体制づくり, ステークホルダーとの連携など)
資料や映像だけの研修ではなく、実物や実作業を見ていただきながら、自国での交通施策にどう応用できるかを考えていただける場になるよう努めています。 たとえば、実際の道路標識と同じ素材を使用したミニチュア標識の製作体験や道路のライン引きの実演見学など、五感で学んでいただける時間を設けており、より実践的な研修を目指しました。実際、研修内で挙がった質問には交通安全施設の具体的な導入方法や事例に関するものが多く、なんらかの形で参考にしていただけたのではないかと思います。