株式会社レスコ
基本情報
事業内容
精神科向けシステムトータルソリューション
私たちはこんな会社・団体
株式会社レスコは、2023年8月で創立30周年を迎えました。日本で初めて精神科専用の電子カルテ「Alpha」を開発し、精神科病院での導入実績は220施設を超えています。現在はWarokuシリーズとして、精神科病院向けクラウド型電子カルテ「Warokuホスピタルカルテ」、精神科診療所向けクラウド型電子カルテ「Warokuクリニックカルテ」、クラウド型訪問看護システム「Waroku訪問看護 ver.2」、相談支援事業所向けクラウド型相談記録システム「Warokuパブリックヘルス」を提供し、誰もが必要な時に必要な支援を受けられる社会を目指して、ICT領域から新たな社会インフラの構築を推進しています。
平和推進の取り組み
SDGsの目標
SDGsや平和に関する具体的な取組内容
株式会社レスコは、20年に渡って精神科病院をはじめとした精神医療・福祉関係の皆様へ最適なシステムを開発し、提供しています。 近年、若者だけでなく中高年も「ひきこもり」状態になっていることが社会問題となっています。広島県内には3ヵ所「広島ひきこもり相談支援センター」が設置されており、その他にも民間やNPO団体等、支援を行っている機関が複数あります。 障がい者の自立訓練を行う障害福祉サービス事業所を運営するNPO法人FOOT&WORKも支援機関の1つであり、これまでの活動の中で『どこに相談すれば良いかわからない』という声が多数寄せられていました。そこで、「相談したい時に、相談先を探す事ができるポータルサイト」の構築プロジェクトが発足しました。レスコの精神科向け電子カルテ開発や精神科医療従事者への取材で培ったノウハウを活かして共同で構築し、2021年3月に「ハルモニ@ホーム」を公開しました。 このサイトには様々な支援先が掲載されていて、支援団体と当事者や家族が、メールや電話で直接繋がる事ができます。また、支援者同士もサイトを通じて支援ネットワークが構築できれば、それぞれの得意なサービスを組み合わせる等、より充実した支援が可能となります。 さらに、2021年4月には医療の枠を超え、相談支援機関向けのクラウド型相談業務支援システム「Waroku(ワロク)パブリックヘルス」をリリースしました。生活困窮者やひきこもり等の課題を抱えた側と、支援する側、双方の課題解決のためのシステムです。 「Warokuパブリックヘルス」は、「ハルモニ@ホーム」との連携も視野に、現在検討を進めています。これにより、相談から専門機関による支援までワンストップで行えるようになり、支援の質向上が期待されます。 SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」を最大のテーマに掲げ、地域住民の方々に個別最適化された支援や精神科医療を提供するためのインフラを整備する事で、誰1人取り残さない、誰もが心豊かに生活できる「ウェルビーイング」が溢れる社会づくりに貢献できると考えています。
取組推進のために工夫していること(団体内での体制づくり, ステークホルダーとの連携など)
「ハルモニ@ホーム」に掲載されている支援団体を、より詳しく紹介するための取材や動画制作を通して、「ハルモニ@ホーム」におけるコミュニケーションが活性化し、支援が必要な方へ適切な支援を届けられるようになるための仕組み作りを行っています。 また、いくら情報が満載に掲載されたポータルサイトがあっても、認知されなければ意味がありません。月に1回レスコの代表が出演しているラジオでの告知等、広報活動にも力を入れています。