ランデス株式会社
基本情報
事業内容
地球に優しいコンクリート製品の企画開発・設計・製造・販売
私たちはこんな会社・団体
弊社は、河川・道路・トンネル・ダムなど社会基盤を支えるコンクリート製品の企画開発・設計・製造・販売を通じて、人々の安全安心な生活を支え、持続可能な社会を創っております。
平和推進の取り組み
SDGsの目標
SDGsや平和に関する具体的な取組内容
自然と文化のインターフェイスとして、弊社が取り扱う多様なプレキャストコンクリート製品は、強靭でありながら環境負荷の少ない構造物を実現し、皆様の安全・安心な生活を守ると共に、豊かな自然の保護に役立ちます。 また、弊社は岡山大学との共同研究によって、資源循環型で低炭素、超耐久性コンクリートである「ハレーサルト」を開発しました。 「ハレーサルト」は従来のコンクリートと比較して、 ①耐塩害性5倍…港湾構造物の塩害劣化に強い ②耐凍害性7倍…寒い地域の凍害劣化に強い ③耐硫酸性…下水道構造物の硫酸劣化に強い ④複合劣化(塩害&凍害)に対する抵抗性が高い ⑤低炭素…56%以上CO2削減で地球環境に貢献 ⑥資源循環…製鉄所の副産物である高炉スラグを40%以上活用 といったメリットがあります。 この「ハレーサルト」は、その活用方法によって、様々な効果が期待できます。治山治水等の国土保全の基盤として活用する場合は、近年増加している突発的で局地的な豪雨災害・津波や高潮への防災・減災対策になります。また、学校・公園・上下水道・住宅等の生活基盤として活用する場合は、歩行者・自転車の通学路の安全確保や住環境の整備に役立ちます。さらに、道路・鉄道・港湾・空港等の産業基盤として活用する場合は、公共施設の長寿命化、工事期間の短縮が期待されます。 また、側溝や水路へ落下したカメやカエルなどが自力で側溝から容易に這い出し、脱出できるようにスロープを設けた「ハイダセール」という小動物保護側溝も開発しました。こちらは、飛べない鳥として有名なヤンバルクイナ(絶滅危惧種)の命を救うために沖縄では多く活用いただいており、SDGsのターゲットに挙げられている「生物多様性の損失阻止、絶滅防止」の対策として、SDGs達成に大きく貢献しております。 このほか、環境負荷の少ない材料の積極的使用、構造物のメンテナンスへの関与、環境に配慮した製品の普及などを通じて、国土強靭化ならびに生態系保全、脱炭素型社会の実現に貢献しています。そして、インフラの長寿命化により、人々の安心安全な生活を守り、ライフサイクルコストの削減や、製品製造や施工時の工事渋滞といった環境負荷の抑制にも貢献しています。
取組推進のために工夫していること(団体内での体制づくり, ステークホルダーとの連携など)
弊社は人々の安全安心を守ると共に、「自然との共生」をテーマに、環境へ配慮した製品を研究開発し事業化することで、持続可能な地球環境と社会づくりに貢献し、自社の発展と共に社員の幸せを実現することを目指しています。 先述のとおり、岡山大学との共同研究によって、資源循環型で低炭素、超耐久性コンクリートの「ハレーサルト」を生み出し、社会基盤の整備拡充に寄与することを目的としたハレーサルト工業会を主宰して、普及と振興を図っています。