株式会社ヤマワ
基本情報
事業内容
縫製品の製造卸業
私たちはこんな会社・団体
当社は、女性用のズボンを企画・製造・販売をしているアパレルメーカーです。主に、会社のある備後地域の協力工場で生産しています。 皆さんは、アパレルメーカーにどのような印象をお持ちでしょうか?ファッションのきらびやかなイメージをお持ちの方もいるかもしれませんし、ひょっとすると不当な価格で縫製工場や労働者を搾取しているそんなイメージをお持ちかもしれません。 当社は、昭和27年に作成した経営理念で、地場産業の発展と社員の幸福を理念としており、当たり前のこととして、協力工場と共に備後地域のマジメなものづくりをおこなっています。
平和推進の取り組み
SDGsの目標
SDGsや平和に関する具体的な取組内容
婦人衣料の製造・販売を手掛ける株式会社ヤマワ。 商品輸送には梱包資材として多くの段ボール箱を使用しています。業務用で取り扱う段ボール箱は、商品を取り出した後、畳んで一時保管し、一定量が溜まると廃棄されるのが一般的ですが、ヤマワでは「段ボール箱の積極的再利用」に取り組んでおり、自社内で整理箱として活用や商品の組み替え発送の場面などに用いています。当初はコスト削減のために始めた取組でしたが、その意義を認め、現在も継続して行っています。 この取組によって、森林資源の保護、紙資源の有効活用、廃棄物としての運搬に伴う二酸化炭素の排出抑制などに貢献しています。また、自社の取組にとどまらず、取引先の理解を得ながら、再利用の進んでいないこの業界における普及を図るための働きかけを行っています。
取組推進のために工夫していること(団体内での体制づくり, ステークホルダーとの連携など)
空き段ボール箱の保管場所の確保、箱の組み立てや商品の詰め替えなど手間もかかる上、取引先によっては再利用段ボール箱に違和感を覚えるところもある中で、社内においては新しい段ボール箱の使用量を数値で共有するなど意識を高め、社外に対しては資源の無駄遣いを排除する意義への理解を訴えています。 創業70 年になる老舗のアパレルメーカーだからこそ、先頭を切って舵を切らねばならないとの使命感を持って取り組んでいます。