セッション1 概要
テーマ
気候変動対策のために企業ができること:脱炭素社会に向けたエネルギー転換とイノベーション
気候変動は今や,各国政府に深刻な安全保障上のリスクと認識されるようになっている。太陽光発電や風力発電のように,この20 年間で外国の先行を許してしまった領域もある。蓄電池に必要なレアアースは輸入依存度が高く,水素も将来的に国内供給だけでまかなうのは困難と言われる。さらにCCUS は未完成の技術であり,炭素税などは産業界との間で政治的ハードルも低くない。
この状況に対し,日本と世界の産業界・経済界は,どう対応するのか。
安全保障上のリスクにもなっている気候変動対策に関して,将来に向けた新しい技術の活用や事業モデルの構築などについて,議論を行う。