令和3年4月28日に,核兵器禁止条約の実現に尽力したカナダ在住の被爆者,サーロー節子さんの半生を描いたドキュメンタリー映画「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」のプロデューサーである竹内道さんが知事を表敬訪問されました。
- 日 時:令和3年4月28日(水)15:10~15:25
- 場 所:広島県庁北館第一会議室
- 表敬者:映画「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」 プロデューサー 竹内 道(たけうち みち)
表敬では,竹内さんから,映画を作ろうと思った目的や北米での反響についてお話があり,知事からは,「サーロー節子さんの言葉が記録としても残るとともに,映画を通じてあらためて世界中の人に観てもらえることは素晴らしい」というコメントがありました。
また,ニューヨーク在住の竹内さんは,北米において,今後,この映画を特に学校の授業で使ってもらうための活動に力を入れていきたいとのことで,これに対して知事からも,特に若者が広島を訪問し,核兵器について知ってもらうことの重要性が強調されました。(※)
映画「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」は,核兵器禁止条約が発効した令和3年1月22日より広島市の八丁座にて先行上映されました(現在,八丁座での上映は終了しています)。今回はさらに条約発効日の特別映像(1分45秒)を加え,日本全国の映画館で順次上映中されました。
【再上映決定‼】
・2021年7月31日(土)~8月6日(金):シネマ尾道
・2021年8月6日(金)~8月12日(木):八丁座
映画の公式サイトはこちら https://www.hiroshimaenochikai.com/
※広島県とノーベル平和賞受賞団体「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」は,「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」を開講し,核兵器と安全保障に関する研修を通して,世界平和に具体的に貢献し,グローバルに活躍できるリーダーの育成を目指しています。
(2020年度の様子はこちら https://hiroshimaforpeace.com/icanacademy2020/)