核軍縮 |
評点 -8 |
最高評点 98 |
評点率 -8.2% |
『ひろしまレポート2020年版』からの評点変化 -2.5 |
2019 年末以降、核兵器保有の維持と核抑止力の一層の強化を繰り返し言明した。核兵器による先制攻撃の可能性についても言及した。また、核爆発実験及び長距離ミサイル発射実験の停止を撤回すると発表した。2018 年以降はそうした実験を実施していないが、開発や性能向上にかかる活動は継続していると見られ、2020 年10 月の軍事パレードでは新型ICBM 及びSLBM を登場させた。兵器用高濃縮ウランの生産を継続していると見られる。TPNW やCTBT には署名していない。CTBT の早期発効を求める国連総会決議に反対した。 |
核不拡散 |
評点 0 |
最高評点 61 |
評点率 0.0% |
『ひろしまレポート2020年版』からの評点変化 0 |
2020 年には米朝会談の開催を含め、北朝鮮非核化に向けた動きは見られなかった。2003 年に脱退を表明したNPT をはじめとして、核不拡散に関する国際的な条約、義務あるいは規範をほとんど受け入れていない。国連安保理決議に反する核・ミサイル開発を継続し、石油精製品の「瀬取り」を含め、様々な不法取引及び違法調達活動に従事していると分析されている。イランとの長距離ミサイル計画に関する協力の再開が指摘された。 |
核セキュリティ |
評点 -2 |
最高評点 41 |
評点率 -4.9% |
『ひろしまレポート2020年版』からの評点変化 0 |
依然として核セキュリティに関連する条約を全く批准していない。核セキュリティの取組に関する情報発信がない状況が続いており、その進展も依然として不明である。 |