当サイトを最適な状態で閲覧していただくにはブラウザのJavaScriptを有効にしてご利用下さい。
JavaScriptを無効のままご覧いただいた場合には一部機能がご利用頂けない場合や正しい情報を取得できない場合がございます。

国際平和拠点ひろしま

Hiroshima Report 2024第1章 各分野別の取組状況

(1) 核軍縮

核兵器国による核軍縮の取組状況の6つのポイントによる分析

核軍縮を促進するためには、核兵器国による核兵器の削減や運用政策の変更、核軍縮につながる多国間枠組みへの積極的な関与、「核兵器のない世界」に向けた取組(コミットメント)の強化、核戦力などに関する透明性向上の推進が不可欠である。これらのポイントについて各核兵器国の取組状況をレーダーチャートで示すと下記のようになる。中国については、削減への取組及び透明性、ロシア及び米国については核戦力のさらなる削減について改善の余地があると言えよう。フランス及び英国は、他の3カ国と比較すれば、相対的にバランスのとれた形で核軍縮に取り組んでいることがうかがえるものの、核兵器の削減、「核兵器のない世界」に向けた取組の強化、及び運用政策の変更への課題が残る。

【6つのポイントと評価項目の関係】

6つのポイント 評価項目
核兵器保有数 核兵器の保有数
核兵器削減状況 核兵器の削減状況
「核兵器のない世界」に向けた取組
(コミットメント)
核兵器禁止条約(TPNW)
核兵器のない世界に向けた取組
核兵器の非人道性
軍縮・不拡散教育・市民社会との連携
広島・長崎の平和記念式典への参列
運用政策 核兵器の役割低減
警戒態勢の緩和
関連多国間条約の署名・批准状況、
交渉への対応等
包括的核実験禁止条約(CTBT)
兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)
透明性 透明性
検証措置
不可逆性

(2)核不拡散

(3)核セキュリティ

< 前のページに戻る次のページに進む >

 

目次に戻る