JICA草の根技術協力事業「モンゴル塵肺症および石綿(アスベスト)曝露による呼吸器疾患の早期診断能力の向上プロジェクト」の研修生が表敬訪問しました
11月19日に,JICA草の根技術協力事業のモンゴルからの研修生13名が田邉副知事を表敬訪問しました。
「モンゴル塵肺症および石綿(アスベスト)曝露による呼吸器疾患の早期診断能力の向上プロジェクト」は2018年度より,JICA草の根技術協力事業を活用し,広島県が提案自治体となり,特定非営利活動法人 総合遠隔医療支援機構が実施団体として取り組んでいる事業です。
モンゴルの主要産業は鉱業ですが,鉱山で働く労働者への配慮は十分ではなく,様々な塵灰を吸入することで起こる塵肺症の発症率が高いと言われています。
また,寒冷地であるモンゴルでは,断熱効果の高い石綿(アスベスト)が今も使用されており,そのことによる発病も想定されていますが,診断能力が十分とは言えません。
このため,県立広島病院や広島大学病院から診断技術を学んで頂くため,この取組を進めています。
田邉副知事からは,復興した広島のことを是非モンゴルでも広めて頂きたいというメッセージとともに,秋の広島は美味しいものがたくさんあるので,是非研修中に堪能して頂きながら,研修に励んで頂きたいと研修生の皆さんに伝えしました。
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