~大分市人権啓発センター(ヒューレおおいた)~
大分市人権啓発センター(ヒューレおおいた)では,市民一人ひとりが互いに人権を尊重し合い,共に生きる喜びを実感できる地域社会の実現をめざし,あらゆる人権問題の解決に向けて,人権に関する情報の発信,相談・支援,学習・交流の場の提供を行っています。
大分市人権啓発センター(ヒューレおおいた)が開催する,ヒューレおおいた8月特別展「原爆パネル展」では,多くの市民に戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさ,平和の尊さと命の大切さを伝えるため,資料展示が行われました。
この「原爆パネル展」には,大分市人権啓発センターが保有している原子爆弾に関するパネルを展示するほか,広島県が貸出を行っている平和学習資料「広島の復興の歩み」パネルも展示されました。1,249人が来場し,「色々と考えさせられた」「(原爆の悲惨さは)時が経つにつれ忘れられているのが現状です。このような企画は度々することが大切だと思いました。」といった声や,子どもを連れた来場者からは「子どもがけんかや遊びで,安易に「原爆投下」など言葉を使うので連れてきました。(子どもが)黙って見ていたので連れてきてよかったです。」といった感想もいただきました。
ヒューレおおいた8月特別展「原爆パネル展」の様子
ヒューレおおいた8月特別展「原爆パネル展」
https://www.city.oita.oita.jp/o080/kurashi/jinkenmondai/documents/202108tokubetuten.html
広島の復興の歩み
「ひろしま復興・平和構築研究事業報告書『広島の復興経験を生かすために-廃墟からの再生-』」で取りまとめた広島の復興の知見を,復興・平和構築の人材育成などに活用するため,小冊子「広島の復興の歩み」を作成しました。この小冊子を通じて,広島の復興の知見を広く発信するとともに,復興・平和構築のための研修・講座などで活用することとしています。
広島の復興の歩みを読む平和学習資料の貸出・提供について
広島県が作成した平和学習資料を,学校,官公署,平和団体などが非営利目的の活動を行う際に貸出・提供を行っています。「広島の復興の歩み」に加え,2019年11月24日に広島を訪問したローマ教皇のメッセージ,核兵器の現状や国際的枠組みを紹介した「核兵器のない世界へ向けて」などのパネル貸出・提供を行っていますのでぜひご活用ください。
平和学習資料の貸出・提供について