フィリピン共和国バンサモロ暫定自治政府イブラヒム暫定首相が表敬訪問しました
令和2年2月6日に,フィリピン共和国バンサモロ暫定自治政府イブラヒム暫定首相ら6名が田邉副知事を表敬訪問しました。
2019年にバンサモロ暫定自治政府が発足し,自治地域の開発を進めるうえで,日本の国及び地方(広島)の行政運営・都市計画に関する取組等への理解を深めることを目的にJICA事業の一環として来広されました。
広島県は,2013年から6年間にわたり,広島大学と連携し,JICA草の根技術協力事業を活用してフィリピン共和国ミンダナオ島のバンサモロ地域の平和構築を支援してきました。
2014年には,広島市で「ミンダナオ平和構築セミナー」が開催され,イブラヒム暫定首相(当時はモロ・イスラム解放戦線議長)やアキノ大統領(当時)など関係者が一堂に会し,湯﨑知事も同席して,広島宣言が採択されました。
副知事からは,今年で被爆・終戦75周年となることに触れ,被爆・終戦からの75年間は広島の復興の歴史であると考えていることや広島県の復興や行政運営などについてバンサモロ地域の自治においてもぜひ参考にしていただきたいとお伝えしました。
このページに関連する情報
この記事に関連付けられているタグ