働きやすく、働き甲斐のある会社を目指して
一人でも多くの女性社員にできるだけ長く活躍してもらうために、15年前に社内託児所を設立しました。今では出産を機に離職する女性はほぼ 0%となり、食品加工機械・農業機械等の研究・開発や営業など、これまで男性が主力であった分野でも活躍する女性が増えてきています。また、男性の育児休暇取得や残業ゼロを推進しており、多様な働き方を支援する体制を整えています。昨年から、子供の夏休みに合わせて 7・8 月に週休 3 日制を取り入れるなど社員とその家族のことを大切にするための取組みを始めました。このように、制度面はかなり充実してきていますが、営業やサービス部門等、お客様と直接かかわる部門では残業ゼロが達成できていない現状があり、理想と現実のギャップをできるだけ小さくしていくことが今後の課題です。 これまで以上の業務効率と品質の向上、教育による社員全体のレベルアップ、そしてコミュニケーションの活性化のための取組により、ハードとソフト両面での働き方改革に取り組んでいます。
SDGsポイント
社員やその家族のことを大切に考えており、その思いは社員にも伝わっていると感じました。一般的にはあまり浸透していない制度が確立しているところが、この企業の強みや特性であるといえます。また、女性が社会で活動していくうえで、家族の存在は大きいものがあるため、女性が働くことだけに注力するだけではなく、家族へのサポートを充実させることが、 女性をより働きやすい環境へと導いていきます。
株式会社サタケ