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国際平和拠点ひろしま

知事挨拶

人類最初の原子爆弾の投下により,多くの命が奪われ,一度は廃墟となった広島,そして多くの人々の力によって平和の街として復興を成し遂げた広島は,国際平和の構築のために貢献する使命があると考え,広島県は「国際平和拠点ひろしま構想」を策定しました。また,2018年には,広島県が「SDGs未来都市」の一つに選定され,SDGsを通じた国際平和の実現に向け,様々な取組を進めているところです。
この取組の一環として,大学生のSDGsビジネスに対する理解を促進し,人材育成を図るとともに,県内のSDGsビジネスについてのノウハウや取組事例を蓄積し,国内外に向けて発信するために,2018年度から県内企業・団体等のSDGsの取組を御紹介してきました。今年は新たに33企業等の取組を御紹介し,この4年間で御紹介した取組は延べ99例となりました。
制作にあたっては,毎年県内の大学生の御協力をいただいており,昨年に引き続き,新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらの活動となりましたが,感染予防対策を講じつつ,熱心に取り組んでいただきました。
4年目となる今回は,大学生レポーターによる取材記事に加えて,企業等自身による紹介記事も掲載し,より多角的な視点から取組を御紹介しています。
今後も,こうした取組により,県内外,国内外の様々なステークホルダーの関心を高め,世界経済の安定と発展に寄与し,SDGsの達成を図ることで,国際平和の実現に貢献してまいります。
終わりに,御参画いただいた企業・団体及び学生の皆様,引き続いて御尽力いただいた環境省中国環境パートナーシップオフィス・中国地方ESD活動支援センター様をはじめ,関係の皆様に心から感謝を申し上げまして御挨拶といたします。

広島県知事 湯崎英彦

 

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