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国際平和拠点ひろしま

環境に優しい生産活動を(株式会社西日本ブラインド製作所)

    

 

社会問題に向き合った商品作り

株式会社西日本ブラインド製作所は、株式会社ニチベイのグループ企業で、中四国、九州エリアからの窓まわり商品のオーダー受注分を生産・出荷しています。生産している商品は、環境、健康、高齢化、省エネ、安全がコンセプトになっており、それらに配慮し、かつ社会問題を意識した商品を生産することで、誰もが快適な「ヒューマンスペース」の創造を目指しています。株式会社ニチベイがSDGsの概念に賛同し、取り組むようになったのをきっかけに、グループ企業が連携してSDGsに取り組むようになりました。これまでは、商品から人々の住環境や環境問題の解決に取り組んでいましたが、今後は、つくる責任として、生産段階においてもSDGsに取り組みます。

環境に優しい生産活動を

西日本ブラインド製作所では、歩留まり改善活動での材料ロス低減を進めています。生産段階で出てしまう材料の端材を保管し、活用することでロスを削減します。2021年はブラインドの羽(スラット)の廃棄量を5.2%にするという目標を掲げ、月単位で集計しロスの削減に取り組んでいます。また、廃棄物削減のもう一つの取り組みが、ロールスクリーンの生地の切断方法の改善です。以前は担当者による仕分けにより可能な範囲で効率よく切断していましたが、システム化により最適な切断方法を見出すことで、無駄を無くすことが出来ました。また、やむを得ず廃棄してしまうものに関しては、リサイクル業者に託すことで、循環型社会の実現に貢献しています。

 

アルミ型材の端材活用(廃棄物削減)

小さなことを積み重ねて

「背伸びをしても『絵に描いた餅』になってしまう。」株式会社西日本ブラインド製作所では、月単位で目標の確認を行うなどして、目の前の達成できる目標を掲げています。小さな夢を叶えていたらいつの間にか大きな夢が叶っていたように、SDGsも目の前の小さな目標から着実に達成して行くことが大切です。また、SDGsという地球規模の問題解決では、誰かが頑張るよりも一人ひとりの意識を変えることが目標達成の一番の近道になります。今年の4月から、株式会社ブラインド製作所ではペットボトルキャップの回収を通して発展途上国への支援を開始しました。このような活動から、社会や地球のためにできることを始めようと言う想いが伝わりました。

 

エコキャップ運動

取材者

岩見咲良 (安田女子大学4年)

吉川愛唯 (安田女子大学3年)

株式会社西日本ブラインド製作所

広島市佐伯区石内北5丁目4−20

082-941-5330

https://www.nichi-bei.co.jp/

 

 

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