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国際平和拠点ひろしま

自分に合った形を見つけて(ハッピーキャロット整体)

 

 

ボクとカメラが地域の魅力を引き出す

ハッピーキャロット整体の院長を務める佐伯明己さんは、整体業の傍ら、ボランティアで広島県の魅力を発信する動画を作り、多様なSNSを使って幅広い世代に届けています。佐伯さんがこの取り組みを始めたきっかけは、長年住む広島への愛と地元のお店の知名度を上げたいという思いからでした。活動をしていく中で、広島には日帰り観光客が多いことにも気づき、もっと色々な場所に行ってほしい、長く滞在してほしいという思いが佐伯さんの中で芽生えたそうです。地元に住んでいる自分だからこそ、引き出せる人柄や雰囲気を撮影して、観光客だけでなく地元の人にも魅力を伝えながら地域を活性化させたいと話してくださいました。

 

店内の動画を撮影する佐伯さん

次世代に繋がる動画にしたい

佐伯さんは、広島の観光業の課題の1つに、観光名所が原爆ドームと宮島に二極化されていることを挙げ、そのような状況を打破するために、観光客が知らないようなところにスポットを当てて、新しい価値を見つけてもらいたいと話してくださいました。佐伯さんの今後の展望は、将来的にインフルエンサーのような存在となること。佐伯さんの動画を見た観光客が、街に訪れ地元の人と交流し、輪を作って未来へと魅力を残すことで、「11.住み続けられるまちづくりを」の目標に貢献していくことを目指します。お客さんや視聴者、家族からの反響が佐伯さんの原動力になり、動画づくりを支える存在になっています。

 

観光地取材時の写真

自分に合った形を見つけて

住み慣れた地元に恩返しをしようと思うと、様々な手段が浮かびます。クラウドファンディング、地域行事への参加、地元企業への就職…。今回はボランティアという形で、広島に恩返しをする佐伯さんを取材しました。実際に作っている動画を見せていただくと、様々な場所に足を運び取材するYouTuberというよりは、佐伯さん自身がとても楽しんでいる観光客の1人のように思えました。佐伯さんが動画という手段を見つけたのは、ある意味運命的かもしれません。このように、地元への恩返しの方法や背景は十人十色です。私は今回の取材を通して、SDGsに取り組んでいる地元企業の商品・サービスを積極的に使用することで、間接的にSDGsに貢献できるのではないかと思いました。私たち若い世代も自分に合った方法で、大好きな土地を未来へつなげていきましょう。

 

佐伯さんのお人柄によって和やかな取材に

取材者

太田 実花 (安田女子大学3年)

亀谷 日菜乃 (安田女子大学2年)

石川 佳奈 (安田女子大学1年)

ハッピーキャロット整体

広島市西区草津南1-7-13

082-961-5108

http://hp-ct.com/

 

 

 

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