弊社のレトロフィット事業「サンアイドック」は更に使い続けたい願いをかなえます。 |
SDGsのターゲット
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
SDGsの取組内容
中小零細の製造業者には、事業を続けたくても続けられない・事業を守りたくても守れないという現状があります。その理由は様々ですが、機械設備の不具合もその1つにあげられます。
弊社は機械設計・機械設備を請け負う会社です。昨期より、旧型の機械を改良することによって旧型機械の機能・性能を最新化し、操作性・生産性・メンテナンス性を向上させるレトロフィット事業「サンアイ・ドック」を開始しました。
「代々続けてきた事業で長い間酷使してきた機械を修理したい」「長い年月を費やして完成した製法には今の機械では対応できない。使い慣れたこの機械でなければこの色や触感は出せない」「修理したくても機械メーカーはすでに廃業しており、部品供給も不可能で困っている」といった悩みを抱える事業者の思いに応えるべく、昔ながらの工場で大切に使われている古い機械から、最新設備の機械まで、あらゆる機械の修理・改善・製作・メンテナンスなどを手掛けています。
修繕にあたっては、使用している機械についての悩みや問題点をお客様から聞き取り、改善できるよう努めています。例えば、「鉄製の部品からサビが発生してしまう」という問題に対しては、ステンレス製のものに変更して機械を製作し、「古い規格や海外製の部品を使用しているために新たな部品の入手が困難」といった悩みに対しては、現行の日本製の規格品が使えるように機械を改造しました。修繕の際には、できるだけ資源の使用量を減らしたり再利用をすることで、自然環境の保護にも貢献しています。
このようにして、長く使い続けてきた機械の機能をアップグレードし、作業効率の向上につなげています。
SDGsに取り組むためのポイント
弊社は昨年創立40周年を迎えました。弊社は、過去から現在まで、そしてこれから何十年先の未来までを見越し、地域に愛される企業の事業活動を支援し続けることのできる企業でありたいと考えています。そのために、お客様に信頼して機械を任せていただけるよう、修繕に関する打合せから設計・製作・組立・現場取付工事・試運転までの一貫した対応に取り組んでいます。
お客様からは、「修理だけでなく、使い勝手を考えた改造まで、手間がかかる注文にも快く応じていただいた」とのお言葉もいただいており、こうした寄り添いの対応が、お客様の働きがい、ひいては従業員の働きがいにも繋がると考えています。
今後も「サンアイ・ドック」を通して、顧客・従業員の働きがいの維持や、環境負荷の軽減・地球環境の保全にも貢献しながら、持続可能な社会づくりを目指します。
有限会社 三愛機工
三原市新倉2丁目13-11
0848-66-3373